【五反田校】フリーレクチャー・第2回
五反田校フリーレクチャークラスをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
この『フリーレクチャー』コースは、参加者のご質問に応じてあなたが一番喜ぶ内容を展開していくクラスになります。知りたいも、上手くなりたいも、治してください、も全て対応いたします。
加えて、講師全員が皆さまにお伝えしたいテーマを必ずひとつは持ち寄って、皆さまのご要望があればレクチャーできるように準備して臨んでおります。
初心者からベテランまで、ぜひご参加ください。講師一同、気合い入っています!
したがって、A教室とB教室では展開される内容は当然異なりますし、その日にご参加いただいたメンバーによっても異なります。
それでは第2回のA教室とB教室のそれぞれでレクチャーされたテーマをご紹介いたします。
<A教室>
○目・舌・耳の神経疲労に伴う脳コリの解消
・関連症状の改善および能力回復
(担当:本部長)
三枝さんがあるタイミングから、眠れない、疲れが抜けない、やる気が出ない、息切れがするなどに加え、足首の痛みを感じるようになったという症状に対してのアプローチ。このような場合、ズレなどの運動器官の不具合が原因であるとは考えにくいので、病的な症状の有無を確認します。病的な症状がないのであれば、慢性的に疲労感が抜けない原因として考えられるのは、脳の疲労や脳神経の炎症的なもの。このような場合、以前に発表した「脳コリ」が有効に作用します。ここでは言葉による誘導を使わない、感覚器官の神経疲労を解消することによる新たな脳コリアプローチが発表されました。
○力の流れを意識した腰痛施術
・力の流れの要である腰方形筋の状態改善
・動作痛に対する仙骨や臀部へのアプローチと考え方
(担当:三本木講師)
大井講師のギックリ腰になりそうになったほどのリアルな腰痛が題材。背部において
上半身と下半身の力の流れの要である腰方形筋の役割を考慮して考察することにより、
効率的に動作痛に対する腰方形筋および仙骨や臀部の状態を改善するアプローチ法が
紹介されました。
○大椎周りの固着リリース法
・様々な症状の原因である大椎周りの固着をリリースする
・身体背面に繋がる筋膜の関所を解放する
(担当:大井講師)
首と肩の繋ぎ目である大椎。治療の初手で基本エネルギー注入法を施すときに硬く腫
れたような大椎を感じることが多々あります。これは皮下組織が椎骨に固着して、そ
の周りに老廃物が溜まって固まってしまった状態です。特に、慢性的な首や肩の症状
を訴える患者さんに多く見られます。言葉は悪いですが、首根っこを引っ掴まれたよ
うな状態で日常動作をしているわけですから、様々な症状の原因となることはたやす
く想像できます。この大椎周りの固着を効率的にリリースるるアプローチを紹介しま
した。
<B教室>
○体力を効率的に回復させるアプローチ(鈴木本部長)
・前鋸筋活性による効果と意義
(担当:鈴木本部長)
体力というと運動量や運動強度、それに伴う回復力などが思い浮かびます。運動強度
は、身体各所で衝撃を吸収しながら全身が連動してバネ感が生まれることで得られま
す。しかし、そのバネ感はどこか一箇所でも硬くなっていることにより損なわれてし
まい、運動強度は落ちてしまいます。普段あまり使っていないことにより硬くなって
しまっている筋肉のひとつが前鋸筋。今回は、その前鋸筋を簡単に活性するアプロー
チが紹介されました。
○股関節の自在度を高める方法
・股関節と胸椎の関連およびアプローチ法
(担当:三本木講師)
股関節の動きに関連する胸椎へのアプローチ法、および股関節を動きづらくしている
主要な原因である大転子周りに蓄積した疲労を効率的に解消する方法が紹介されまし
た。
参加者のご要望にお応えする形で展開する『フリーレクチャー』コース。
これまで皆さまが気づかなかった実践的なニッチな情報をお伝えすることで、皆さまの知識の隙間が埋まって、皆さまの引き出しの中にある知識が有機的に繋がっていくような場にしたいと思います。
皆さま、これからの『フリーレクチャー』コースにぜひぜひご期待くださいませ!!!
※あらかじめテーマを決めて展開するセミナーではないのでレジメはございませんが、レ
クチャーの内容の要点を記した「セミナーメモ」がDVDに添えられます。
残念ながらセミナーに参加できなかった皆さまは、ぜひDVDをご購入くださいませ。
大井 洋