第191回 3月度研究実践コース  コロナ禍の今の身体に必要な技と効果! <超実践的即効ポイント&アプローチ part4>

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第191回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

3月と言えば樹木のめぶきの季節です。だんだんと暖かくなってくるこの時期は、人も寒い冬で縮こまっていた身体を開放するように思わず伸びをしたくなる気分になります。しかし今年はコロナ禍の影響で、まだまだ晴れやかな伸び伸びとした気分にはなりづらい状況にあると感じます。また日頃患者さんを診ていて感じるのは、この一年あまり続いている新しい生活様式に伴うコロナ疲れが、想像以上に私たちの心身を強ばらせているということです。

新型コロナウィルスのワクチン接種が始まったとはいえ、この新しい生活様式は今しばらく続くのでしょう。コロナ疲れが解消され、心身が開放される日の訪れを期待するのは今しばらく先の話となりそうです。とはいえ、このような状況に負けることなく、いつもどおり晴れやかな気分で春を迎えたいものです。

そこで今回の研究実践コースでは、コロナ禍の今の身体に必要な技と効果として「全身のびやか」をテーマに、表情筋の活性、背中の関所解放、肩甲骨の可動域向上、下腿の活性、腹圧の強化、腰背部の活性などを狙う効果として、新テクニックも交えた様々なアプローチで、停滞気味になっている身体をのびやかにしていただきました。

 

昨年の11月より「超実践的即効ポイント&アプローチ」シリーズとして4回目となった今回の研究実践コース。part1から今回に至るまで多くの技を身に着けてまいりましたが、一手一手の効果に皆さまも驚きや感動を体感されたことと存じます。今回も「超実践的」ということで、マスク長期着用による表情筋の運動不足をすごく優しいアプローチで解消させたり、胸椎際の癒着をはがして慢性的な肩こりを改善させたり、足指の屈筋群を活性し機能回復を目指すなど様々なアプローチを実習しました。実際に受講された方々からは「うわ~全然違う!」「これだけで、こんなに楽になるなんて思わなかった!」「さっきまでできなかったのに、できるようになった!!」など感動と喜びの声を多くいただきました。

 

私も研究で身につけた技を接骨院にいらっしゃる患者さんに毎日のように使っています。接骨院でも縮こまった身体を開放できず全身に力が入ってしまっている方や、季節の変わり目で腎臓が疲れている方が多いように感じます。例えば、首・肩の症状でいらしていたAさんはなかなか痛みが改善されずにいました。Aさんも「少しは良くなっているんだけど…」と飛躍的な変化が見られないことを不安そうにしていらっしゃいました。Aさんの全身を診てみると、全身の力が抜けきれず常に力が入っているような状態でした。そこで今回の研究内容である「脊椎と腰部のバランスを整えて無用な緊張を解消する」アプローチを施しました。その結果、「なんだか凄く楽になったみたい!」「今痛くないもん!!」と不安を訴えていた表情から一遍し、晴れやかで素敵な笑顔をみせてくださいました。この一手の効果を再認識し驚いたのと同時に、Aさんの笑顔を見ることができて心から嬉しく思いました。

 

今回の研究実践コースもタイムリーに必要な技が盛りだくさんでした。効果抜群の一手一手を組み合わせることで、さらなる効果向上が実現できます。ぜひ多くの方に身に着けていただき、たくさんの方にこの感動と喜びをあじわって欲しいと強く思います。

 

すぐに使える様々な即効アプローチが次々と発表され、楽しさ、驚き、感動が何倍にもなり、気導術はいま最高に面白いです!!来月の研究実践コースではどんな技が発表されるのでしょうか。

皆さま、ぜひご期待ください!

 

三枝 幸祈

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