第193回 5月度研究実践コース コロナ禍の今の身体に必要な技と効果! <即効元気&全身リフレッシュアプローチ>
第193回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
世界中にコロナが蔓延してから一年あまり。日本でもようやくワクチンの接種が始まりましたが、感染拡大の収束までには今しばらくの時間がかかりそうです。この終わりの見えていない不自由な生活には、多くの方が疲弊感を覚えています。これには以前のような嗜好やライフスタイルに沿った行動を取りづらくなったことで、健康を維持するのに必要なリフレッシュの機会が失われていることが原因として挙げられます。もしこの先も、この現状が続いていくならば、健康的な心身のバランスを保つことが難しくなってしまう人はさらに増えてくることでしょう。このコロナ禍においては感染対策も重要ですが、健康被害とも呼べる疲弊感を解消して健やかな心と身体を取り戻すことも、多くの人にとって必要なことです。
今回は「コロナ禍の今の身体に必要な技と効果」として、「心と身体のリフレッシュ」を図りながら「元気を満タン」に蓄えられる身体への回復を目指すアプローチを習得していただきました。
今回も抜群の効果を発揮する6つのアプローチを公開。
6つのアプローチは、「頭頸部に溜まった強張りを解消する」「背中の淀みを解消して流れを活性する」「側坐核を活性して気分を上げやすくする」「足関節の軸を調整して足の能力を回復させる」「大腿後面に溜まった疲労を解消する」「下腹部を充実させて元気を蓄える」というもの。
たった6手で心も身体もリフレッシュされた参加者は全員がスッキリ!!まるで何歳も若返ったかのような表情になって、満面の笑みを浮かべていらっしゃいました。
実際に臨床の現場で活用していますが、その一手による効果は絶大です!
たとえば、『2週間前に風邪をひいてから頭痛が治まらない。ひどい時にはめまいがする。手の指先もシビレる。』という女性に、「頭頸部の強張りを解消」してから「側坐核を活性」すると、『えっ?全然痛くなくない!!』という笑顔の反応に。それ以後、頭痛がすることもなくなり、指先のシビレも完全に消えたそうです。
また、月一メンテナンスで来てくださっている70代女性。その日気になるところは、起床時に伸びをするとふくらはぎがつるのと腎臓ポイント部が固まっていて痛い、そして肩こりとのことでした。元々そのご婦人は頭痛に悩まされることが多い方だったので、「頭頸部の強張りの解消」からアプローチしようとあお向けになっていただきました。すると、「腎臓ポイントが痛い」とおっしゃいます。「膝を曲げていれば痛まない」とのことなので、クッションを入れて膝を曲げた状態で頭頸部にアプローチして強張りを解消しました。
そして、クッションを外して膝を伸ばしてもらうと、腎臓ポイントの痛みが解消されていました。「頭頸部の強張りの影響は確かに全身に及んでいるんだ」と実感した次第です。
続けて、前回の研究実践コースで発表された「腎臓および副腎の疲労を解消して活力を増進させる」を施しました。立っていただき、肩と腎臓ポイントの状態を確認していただくと「楽です!」と笑顔に。
あとは下肢を「大腿後面に溜まった疲労を解消する」「足関節の軸を調整して足の能力を回復させる」の2手でしっかりと整えると、「あっー、スッキリ!楽になりましたー!!」と満面の笑みを浮かべていらっしゃいました。
このように、「コロナ禍の今の身体に必要な技と効果」として発表されたアプローチを組み合わせて使うことで、相手を十分に『全身が楽!気持ちも晴れやか!』にして差し上げることができます。全てが本当に超実践的なものばかりなので、どんどん活用して大切な方たちを笑顔にしてあげてくださいませ。そしてこのコロナ禍の中、この先も大切な方たちと共に今を健やかに過ごしてまいりましょう。
今、気導術は最高に面白く、楽しい!!!皆さまも気導術を活用することを、日々楽しんでくださいませ!!
さあ、次回の研究実践コースもどんな凄いことが発表されるのでしょうか!?
非常に楽しみですね!!ぜひぜひご期待くださいませ!!!
大井 洋