第195回 7月度研究実践コース  コロナ禍の今の身体に必要な技と効果! 即効で身体の芯から楽になる!<腰部快復&全身軽快アプローチ>

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第195回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

いよいよ夏本番。日本の夏は本当に暑くなったとしみじみ感じますが、その暑さを楽しめるくらいの余裕を心にも身体にも備えたいですね。そんな夏を楽しむためには、やはり元気な身体を維持していくことが何より大切です。

今月の研究実践コースは「腰部快復&全身軽快アプローチ」がテーマ。腰とはどこかと訊ねた際、腰椎のあるウエスト部分を指す方が一般的には多いと思います。もちろん解剖学的には正解ですが、腰を役割としてみれば、古くから腰骨と呼ばれる骨盤や股関節などの広い範囲が腰に該当するといえるでしょう。よく腰の入った動きなどと表現することがありますが、この場合の腰はこうした機能的な腰全体を捉えた概念です。患者さんを診ていると、この概念としての腰の機能が低下している人が多く、それが腰痛や足の衰えを感じさせるひとつの原因となっています。

今回は、この腰の機能を高めるアプローチを主体にして、夏の暑さにも負けることなく軽快に活動できる身体の獲得を目指していただきました。

 

 

今回も抜群の効果を発揮する6つのアプローチが発表されました。各アプローチの狙いは「深部の筋肉を使えるようにする」ことです。

身体の深部に疲れが溜まっていると、「夏バテ」するリスクが高くなります。

それは、疲労が溜まった深部の筋肉は使えていない状態になっているからです。深部の筋肉が使えていなければ、外側の筋肉は必要以上に頑張らないといけません。「猛暑」や「酷暑」などという言葉が使われるようになって、常に「熱中症」に気をつけて生活しなければならないほどの厳しい暑さは、じっとしていても体力を消耗するほどです。その環境で活動するのに外側の筋肉が必要以上に頑張らなければならない状態であれば、体力の消耗度が激しくなることは容易に想像できます。

「夏バテ」の原因は、一般的には「室内外の温度差による自律神経の乱れ」「熱帯夜による睡眠不足」などといわれていますが、身体の深部に溜まった疲労も目には見えない原因のひとつなのです。

 

今回の6つのアプローチは、「腰や肩に影響している腕の疲労を解消する」「下肢の内側ラインに蓄積している深部の疲労を解消する」「ウエスト部の固さを解消して自在度を向上させる」「股関節の動きを制限している筋肉の固さを解消する」「背面から腹圧を保持するために働く多裂筋を活性する」「仙腸関節の動きを調整して機能を回復させる」というもの。

一手一手が即効で対象部位の深部の筋肉に溜まった疲労を解消し、使える筋肉に復活させます。すると、たった6手で相手の身体をすごく暑い夏ものり越えられる軽快に活動できる状態に導けます!!

 

深部の筋肉がしっかり働いてくれれば外側の筋肉は余分な力を発揮せずに済むので、身体に軽快感が生まれます。これは症状の有無に係わらず、施術を受けた誰もが実感することです。

 

お伝えしたいことはたくさんありますが、私が特に印象深かったポイントを紹介します。

「腰や肩に影響している腕の疲労を解消する」では『肩の筋肉って、こんなに柔らかくなるんだ!』と純粋に感動しました。「下肢の内側ラインに蓄積している深部の疲労を解消する」では横臥位の相手の下肢にアプローチできて、かつ圧痛が強く出がちな内転筋への超有効なアプローチ法を修得できたことが素直に嬉しかったです。「背面から腹圧を保持するために働く多裂筋を活性する」では、これまでの施術ではターゲットがら外れていた多裂筋へのアプローチ法を知り、これまで今ひとつ手こずっていた腰症状の解決に視野が大きく開けたと感動しました。

また、セミナー後に会長の治療を受けに来られた患者さんに「股関節の動きを制限している筋肉の固さを解消する」を施すと、『ここ(大腿部外側)をほぐしてもらったの初めてです!すごーい!!』と感動していらっしゃいました。

 

私はここ数ヶ月、担当しているメンテナンスで来られる患者さんに、「コロナ禍の今の身体に必要な技と効果」として各回で発表されたアプローチをそのままメソッドとして施しております。そして、どの回のアプローチでも患者さんが素敵な笑顔になることを実感しております。

全てが本当に超実践的なものばかりという証です!皆さまも、どんどん活用して大切な方たちを笑顔にしてあげてくださいませ。そしてこのコロナ禍の中、この先も大切な方たちと共に暑い夏も健やかに過ごしてまいりましょう。

 

 

今、気導術は最高に面白く、楽しい!!!皆さまも気導術を活用することを、日々楽しんでくださいませ!!

さあ、次回の研究実践コースもどんな凄いことが発表されるのでしょうか!?

非常に楽しみですね!!ぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

 

 

大井 洋

 

 

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