第216回 9月度研究実践コース  身体の芯から元気が湧き上がる! ◎身体超活性アプローチ&即効ポイント

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第216回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

基本的に、立ったり歩いたりといった日常的な動作は年齢を重ねてもできます。しかし、多くの人が感じるのは、その動作の安定感や持久力が若い頃とは異なることです。その背後には、加齢による自然な老化の影響があることは否めません。一方、現代のライフスタイルでは、使いやすい筋肉ばかりに頼り、本来であれば機能しなければならない筋肉を活用しない傾向があります。これは年齢に関係なく、若い世代でも同様です。その結果、若い人たちでも老化した身体のような状態になっている例が増えています。この筋肉のアンバランスが老化プロセスを加速させる大きな一因となっており、年代を問わずその改善が若さを取り戻すためには大切です。今回は、そうした筋肉を活性して改善を図ることで、芯から元気が湧き上がるような若さ溢れる身体の獲得を目指します。

 

 

○目のクセから生じる脳の疲労を解消する

○肘周りの過緊張を解消して症状の慢性化を防ぐ

○ハムストリングを活性して前に進む力を高める

○大地をしっかり捉えるよう中心軸に力を集める

○腸腰筋を活性して上半身と下半身を繋ぐ

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

今年は一年の半分以上がタイムスキャンシリーズで盛り上がりました。8月の本部長のスペシャルセミナーも大盛り上がりでした。今年も残すところ3分の1となって、研究実践コースも新たな展開となりました。それは、気導術で常に重きを置いているアンチエイジングを実現する「身体超活性アプローチ&即効ポイント」シリーズです。

そのスタートをきる今回も、驚愕の効力を発揮するアプローチが5つ発表されました。

 

1つめが「目のクセから生じる脳の疲労を解消する」。

これは受けてみて、私個人がその効果に非常に感動したものです。人の身体は使いやすいところを優先的に使う特性があって、目も同様に見やすい方で優先的に見るクセが付いているということ。視神経は脳に直結しているので、見るクセによって脳の偏った領域ばかりで情報を処理することになり、結果的に脳の疲労に繋がります。

私は乱視も入ってひどい老眼で、この傾向が強かったようです。本部長にやってもらうと、すごく焦点を合わせやすくなって、視界がクリアでとても物が見やすくなりました!そして頭がものすごく楽になって、身体も楽になったのです!!大感動でした。それ以来、目や頭に疲労感を覚えると、このアプローチでセルフケアしています。

 

2つ目は「肘周りの過緊張を解消して症状の慢性化を防ぐ」。

上肢の疲労は様々な症状に関係していますが、過剰に使った記憶がなければ疲労していることになかなか気づかないようです。治療の観点からすれば、見逃せないところ。しかしながら、上肢を深部までしっかり緩めるのは時間がかかって、なかなか難しいものです。その問題を解決してくれるのがこのアプローチ!術者は患部をタバサでフックしておいて相手に筋肉を使わせるだけで、術者にとっては非常に楽な手法です。しかし、すごく理に適っています。患部をフックして皮膚や皮下脂肪の遊びを取っておくとで相手は力を入れやすい状態になります。その状態で相手が力を入れて筋肉を使うと、フックした術者の手の中で各組織が効率的に滑走。結果、固着した部分が無理なくリリースされるのです。

非常に効率的で、かつ患者さんもその効果を実感しやすいので、私は臨床の場でフル活用しております。

 

3つ目は「ハムストリングを活性して前に進む力を高める」。

ハムストリングは歩行時の推進力を担うもの。普段歩いている時にしっかり使っていると思いきや、このアプローチの方法で使おうとしてみると驚くほど使えていなかったことに気づきます。人によってはほとんど動かせません。やってみれば「ハムストリングって鈍っているんだなぁ」と納得しますよ!

それを非常に簡単なアプローチで活性させます。すると誰もが歩くスピードが速くなったことに感動!!そうなれば日々の疲労度合いが軽減されるので、相手への大きなギフトになります。

 

4つ目は「大地をしっかり捉えるよう中心軸に力を集める」。

これがまた、「こんな短時間でここまで下肢の余分な緊張を解消して、力の流れを正しく整えられるのか!?」と術者としてその効果に感動するほどの超凄技です!!人の身体は中心軸に力が流れれば、体幹部の筋肉が適切に連動して姿勢も良くなります。さらに、周りのアウターマッスルに余分な緊張が生じることなく、安定して楽に動くことができるようになります。当然日常動作で必須の「歩く」動作もすごく楽に。ハムストリングの活性によって得られた推進力が外に逃げることがなく、身体の中心軸を前に進める力になるのです!

総本部の治療院ではスタッフ全員が多用しているため、院内のあちらこちらで誰かが活用している姿が見られるほどです。

 

最後は「腸腰筋を活性して上半身と下半身を繋ぐ」。

これは本当に目から鱗の手法でした。腸腰筋は、腰痛治療においては必ずと言ってよいほど活性することを必要とする筋肉です。しかし体幹の深部に位置しているため、インプットするにはそれなりの手技のうまさが求められます。上手な人にしてみても相手の身体のボリュームによってはインプットするのに苦労する筋肉です。

その腸腰筋に対する今回のアプローチ法は「こんな方法で!?」「こんなに簡単に!?」といった驚きで、私の目からは鱗が落ちました。この方法であれば術者にとっても相手にとっても大きな負担軽減となります。

これは私にとって宝物の一手となり、施術の幅がまた広がりました!!

 

 

皆さまもご自身のために、周りの大切な方たちのためにぜひ身に付けて、気導術だからこそ可能なアンチエイジング効果をご実感くださいませ。

 

 

このシリーズのさらなる展開に心がワクワクしますね!!皆さま、ぜひご期待くださいませ!

 

 

 

大井 洋

 

 

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