【五反田校】8/22(金)上級ⅣD第5回
外を歩けば溶けてしまいそうな暑さの中、五反田校上級ⅣD教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
<下肢から体幹へのバランスを整え、脚の性能を引き出す!>
★体幹力獲得メソッド~下肢編
・下肢のアライメントをチェックする
・足指のクセを解消する
・距骨のサビを解消する
・前脛骨筋の過緊張を解消する
・足底アーチの機能を回復させる
・アキレス腱のアライメントを正常化する
・大腿二頭筋を調整して外側荷重を改善させる
・膝窩筋を調整して膝を伸ばし下肢の捻れクセを解消する
・脛腓関節を締めて全身性能を向上させる
・股関節の結合を正し骨盤に力が伝わるようにさせる
人間特有の二足歩行。その構造では、重力による荷重線の乱れがそのまま全身に影響を及ぼします。今回は、下肢からの力の伝わり方の正常化を図ることにより、脚の性能を引き出すとともに体幹力の向上を目指す方法を習得していただきました。
いつものように、レディースクラス。まずは、下肢のアライメントチェックから解説が始まりました。「足指の接地」チェックでは、女性の方に多く見られる足指に力が入っていない状態に、ほとんどの方が当てはまるのではと秘かに予想していたのですが、その予想は大きく裏切られました。
「アキレス腱のライン」のチェックにおいては、“アキレス腱を伸ばすポーズ”を取っていただくと、後ろ足の爪先が外に開いてしまうのに気付かず、それを正しい形に直すとぐらついてしまうような方が何人かいらっしゃいましたね。
しかしその後、<足指のクセを解消する>から始まった調整法の実習が進むにつれ、皆さんが足の接地感が良くなったことや立ちやすくなるなどの変化をご実感され、その中で初め“アキレス腱を伸ばすポーズ”でぐらついていた方たちが、徐々にぐらつきが減っていき、終盤には全くぐらつかなくなったことにご本人も周りの方も驚いていらっしゃいましたね!
今回の教室における皆さんにとってのキーポイントは、足部(足首から下)の調整であったのでは…。膝に症状を抱えている人は、特に足部に疲労が溜まり足首などガチガチになっているはずです。これは昨年左膝を痛めて治療を受けていたことによる、私自身の体験談だからこそ言えることです!!
積み上げの原理からも、下肢の症状への対処においては、必ず着目すべきアプローチポイントだと思います。
次回は引き続き「体幹中央編」を学んでいただきます!!
身体を色々に動かしながら、その連動性を体感していただきます。ぜひご期待ください!
大井 洋