【五反田校】10/8 (土)上級ⅥB第11回 <下肢や体幹の能力を発揮させ若さを保てる身体を手に入れる!!/★身体動作のフルレンジ調整 ~下肢・体幹編~>
五反田校上級ⅥB教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
<下肢や体幹の能力を発揮させ若さを保てる身体を手に入れる!!>
★身体動作のフルレンジ調整~下肢・体幹編~
・筋肉の収縮様式
・下肢・体幹のフルレンジ調整による効果
・小脳の役割り
・基本操作手順
・施術箇所
今回は『下肢や体幹の能力を発揮させ若さを保てる身体を手に入れる!!』をテーマに、「身体動作のフルレンジ調整~下肢・体幹編~」を学んでいただきました。
一般的に、20歳から80歳にかけて全身の筋肉量は、およそ40%が減少するといわれています。しかし、例え全盛期の60%に筋肉量が落ちたとしても、その能力が充分に発揮されていれば日常生活をこなすことに不足はないはずです。若い人たちと同じように日常動作に苦を感じることなく、やりたいことをやることができる毎日が送れるはずです。
下肢の能力低下は行動の制限や転倒リスクが高まるばかりでなく、「寝たきり状態への入り口」とも考えられるため、長く健康でいることを目指すには常にその能力を良好に保つことが重要になります。
今回は、使えていない筋肉の筋出力を向上させるとともに、そのコントロール能力を高めることで、下肢や体幹の能力を維持させるアプローチを身に付けていただきました。
今回の筋肉へのアプローチ法は「等尺性収縮アプローチ」。
下肢に対しては可動域限界付近での姿勢維持、体幹部に対しては直立状態での姿勢維持を促してのアイソメトリック運動。
弱い力での抵抗運動にも関わらず、「えっ?なんでこんなところが…?」とあらぬところの筋肉が反応していることに、皆さまビックリされていましたね!
人の身体の不思議を、実感したって感じでしたよね~。
さらにはその効果にもビックリ!
なんと身体が軽く、動きやすいことか!!!
筋力の向上だけでなくコントロール能力が上がることで、こんなにも身体って動かしやすくなるんだと私自身が深く実感した次第です!
身体が鈍っていらした方は、全く使っていなかった筋肉を急に使ったことで、その部分に筋肉痛を予感させる怠さを感じながらも、動いてみると身体が軽い!
怠いのに軽い?動きやすい!?
不思議な感覚を味わっていらっしゃいましたね!!
私は『治療家は相手を「治す」のではなく、相手が「治る」をサポートすることが仕事』と考えて、常に「相手を回復しやすい身体にする」ことを目指して、患者さまの治療にあたっています。
その私からすると、このテクニックは「相手の身体のなかに自発的な気付きを生じさせる」という驚くべき効力を発揮する、超優れもののテクニックとなります!!
その後、日々の治療で有効に使わせていただいております!!!
さて、次回は早くも最終回!!!
最後の締め括りとして、何が披露されるのか本当に楽しみですよね~!
どこまでも昇り続ける上級Ⅵ、最高潮にワクワク感が高まります。
皆さま、ぜひぜひご期待くださいねー!!!
大井 洋