【五反田校】2/18(土)上級ⅡB第5回 <筋肉の特性と気導力で筋肉の機能を回復させる!!/★筋肉の特性を理解する ・拮抗筋>

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五反田校上級ⅡB教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

<筋肉の特性と気導力で筋肉の機能を回復させる!!>
★筋肉の特性を理解する
・拮抗筋

今回は『筋肉の特性と気導力で筋肉の機能を回復させる!!』をテーマとして、「筋肉の特性を理解する」を学んでいただきました。

筋肉の機能を正常に保つには、適度に緊張と弛緩を繰り返すことが必要です。

1つの動作をするとき、その中心となる筋肉を主働筋といい、その動きと逆に働く筋肉を拮抗筋といいます。
人の体はある主働筋が働く際、対になる拮抗筋が自動的に弛緩することにより、動作がスムーズに行えるようになっています。これを相反神経支配といいます。

例えば肘を曲げる動作においては、主働筋である上腕二頭筋が脳からの「縮め(緊張しろ)」という命令で緊張し、それと同時にその拮抗筋である上腕三頭筋に対して脳から「縮まなくて良いよ(緊張しなくて良いよ)」という命令が出されて上腕三頭筋が弛緩することによって、肘を曲げるという動作がスムーズに行われるのです。

逆に肘を伸ばす動作においては上腕三頭筋が緊張し、上腕二頭筋が弛緩するのです。

このとき拮抗筋である筋肉はちゃんと弛緩した状態になっていなければならないので、その中に存在する緊張した部分は異常箇所となります。それをインプットなどにより見つけて脳に異常を認識させ弛緩を促すことで、筋肉の正常化が図れます。

抵抗運動を用いて筋肉の拮抗作用を利用して、対になる筋肉を同時に調整することでバランスが整った筋肉の調整が可能になります。

また抵抗運動時の拮抗筋は弛緩状態にあるため、弱い力で深部までインプットが可能になります!
深部緊張にアプローチしたいときにはこの筋肉の特性を利用すると良いですよね!!

次回は、『ロコモティブシンドロームを予防する!!』をテーマとして、「関節の機能を維持回復させる」を学んでいただきます。
関節の骨部へのソフトタッチでのアプローチ、その効果に驚いていただきます!!!
次回もぜひご期待の上、ご出席ください!!!

大井 洋

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