【五反田校】9/3(日)上級ⅥA第10回 <筋力のコントロール能力を高めしなやかに動く身体を手に入れる!!/★身体動作のフルレンジ調整 ~上肢・首編~>

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五反田校上級ⅥA教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

<筋力のコントロール能力を高めしなやかに動く身体を手に入れる!!>
★身体動作のフルレンジ調整 ~上肢・首編~
・筋肉の収縮様式
・身体動作のフルレンジ調整による効果
・小脳の役割り
・操作手順
・施術箇所

今回は『筋力のコントロール能力を高めしなやかに動く身体を手に入れる!!』をテーマに、「身体動作のフルレンジ調整~上肢・首編~」を学んでいただきました。

私たちが日常でおこなう動作の全ては、筋力をコントロールすることによって成り立っています。運動能力の低下を覚えている方や運動が苦手と思っている方など、身体を思い通りに動かせないと感じている方は非常に多くいらっしゃいます。

その原因には様々なものが考えられますが、往々にして絶対的な筋力が不足しているのではなく、筋力のコントロールを適切にできなくなっているケースがほとんどです。

今回は手や首をターゲットにして、筋力をよりしなやかにコントロールできるようにする調整法を学んでいただきました。

人は普段の生活の中では、どの関節においても可動域の端から端までをフルに使ってはいません。加えて、本能的になるべく「楽」と感じる動きを選択して身体を動かします。それにより筋肉は、普段よく使う範囲ばかりを「楽」と感じるように使うことで、気付かぬうちに得意な動きや苦手な動きが生じるようになります。

スポーツにおいてよいフォームを身につけるために選手は、“身体に覚えさせる”ことを目的に反復練習を行ないます。それにより身体が、その動きを“得意な動きとして記憶する”ことで上達が図られます。

“得意な動きを身体が記憶する”のと同様に、苦手な動きも身体に記憶されます。これがいわゆる、動作における「クセ」に繋がります。この「クセ」の多くは、自覚されずに身体に存在しています。自覚できない故に苦手な動きが放置されることにより、それが痛みの原因となることもあります。

今回の身体動作をフルレンジで調整することにより、気付かないうちに生じたクセを身体に自覚させ、クセにより低下していた性能を回復させることで、苦手な動きを苦手でなくさせることができます。そして得意な動きを、さらに動きやすくすることもできます。

自身の身体のコントロール領域が明確に自覚できるようになる、非常に優れたテクニックです!!
皆さまの周りにスポーツに打ち込んでいる方がいたら、ぜひこのメソッドを施してあげてください!その効果にビックリして、すごーく感謝されること間違いありませんよ!!

次回は「身体動作のフルレンジ調整」シリーズの第2弾、『下肢や体幹の能力を発揮させて若さを保てる身体を手に入れる!!』をテーマとして、「身体動作のフルレンジ調整~下肢・体幹編~」を学んでいただきます。

一般的に、20歳から80歳にかけて全身の筋肉量は、およそ40%が減少するといわれています。スポーツ競技のように絶対的な運動能力が求められる場においては、筋肉量の減少に伴う筋力の低下は運動能力を著しく低下させるといえるでしょう。
しかしながら、例え全盛期の60%に筋肉量が落ちたとしても、その能力が充分に発揮されていれば日常生活動作において不足はないはず!
次回は、今回学んでいただいた筋肉の持ちうる性能を引き出すアプローチ法の考え方に基づき、操作手順をよりシンプルに簡略化した方法により筋肉の筋出力を向上させ、かつそのコントロール能力を高めることで、下肢や体幹の能力を維持させるアプローチを身に付けていただきます。

皆さま、ぜひぜひご期待のうえご出席ください!!!
盛り上がってまいりましょう!!

大井 洋

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