第182回 11月度研究実践コース 治る力を補充し、治す力を強化する! この気導力と自然治癒力のコラボレーションが異次元の健康回復を創り出す! <Wパワーアップの法則>
第182回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
ケガや病気を治す力や、その機能を称して「自然治癒力」と呼びます。これは、自分の意識とは関係なく働く「治る力」であり、その働きによって日々の回復が図られっています。
我々が施術に用いる気導力は、それ自体が治癒力として働く「治す力」といえる効果を発揮しますが、同時に「自然治癒力」を相乗的に高める「治りやすくする力」としての効果も備えています。
体内に血液が存在し、全身を巡っていることは常識です。そして、血液の量の不足や質の低下、流れの悪化が体調不良の原因になるだろうことは、誰もが想像できることでしょう。しかし、血液の流れや存在を意識できる、感覚できるという方はほとんどいないと思います。同様に、意識に上らない存在である「気」も実は体内に存在していて、その流れや量、質などが体調に大きく関わっていることは、一般的には知られていない事実です。
その、体調に関わっている「気」は、誰もが自然に摂り入れて活用しているものですが、人によって食事や呼吸の能力に個人差があるように、「気」を摂り込む能力にも差があり、それが健康レベルに大きく関わっていることは、私たちのなかでは紛れもない事実です。加えて、人の身体には「気」を溜めておけるいわば「気の貯蔵庫」が何カ所も存在しており、その貯蔵量が日頃の体調や体質を左右しています。なかでも「腎臓」は身体の回復に対して大きな役割りを担っている大事な貯蔵庫なのです。
腎臓は、生理的な機能としても重要な役割りを担っていますが、併せて「気の貯蔵庫」として生命をより良く維持するための、未だ未知の領域の役割りを持っていると私たちは捉えています。
治りづらい人が抱えている原因のひとつは「気の不足」で、これには「気の貯蔵庫」の機能低下が大きな原因となっています。そこでこの回では、「治る力」である自然治癒力と、「治す力」である気導力を意識して併せることで、それぞれの力の相乗的なパワーアップを図りながら、腎臓の「気の貯蔵庫」としての働きを活性していただきました。
私は今、この『Wパワーアップの法則』を臨床の場で使いまくっています!!そして「これは本当に、相手を“治りやすい身体を備える「治る人」”に導くことができるアプローチだ!」と、強く実感している次第です。
自由診療の60分治療では初手でじっくり時間をかけて、腎臓を「気の貯蔵庫」とします。
結果、患者さんの全身の疲労を解消する時間が、大幅に短縮されるのです。これはまさに、気導力と自然治癒力のコラボレーションにより、「異次元の回復力」が力を発揮してくれた証でしょう!それによって、症状に関わるさらに深いところまでのアプローチができるようになり、これまで以上に患者さんに喜んでいただけるようになりました。
また、腎臓をしっかりと「気の貯蔵庫」することにより異次元の回復力は、治療後もその力を発揮してくれます。すなわち、治療の後でも患者さんは治り続けるのです!!
これは私自身が受けてみて実感したこと!だから、保険診療の短時間治療でも症状によって可能であれば、腎臓を「気の貯蔵庫」にしてから症状解消にかかります。それが患者さんのためになると確信しているからです!!
この素晴らしいテクニックを、ぜひ皆さまもご活用ください。
そしてあなたの周りの多くの方々に、「異次元の健康回復の力」を与えてあげてくださいませ!!
今、気導術は最高に面白く、楽しい!!!
皆さまも気導術を活用することを、日々楽しんでくださいませ!!
さあ、次回の研究実践コースもどんな凄いことが発表されるのでしょうか!?
非常に楽しみですね!!ぜひぜひご期待くださいませ!!!
大井 洋