第186回 7月度研究実践コース プラスを融合した回転作用で身体を健康に導く! <エナジーアクション ~ポジティブローテーション~>
第186回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
世界中の人々の営みに大きなダメージを与え、心身を疲弊させている新型コロナウィルス。感染予防のために求められる新しい生活様式のなかで、日々ストレスを実感することはまだ多いといえるでしょう。周りを見渡せば、この現状に上手く適応できずに体調が整いづらくなっている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そんな状況を乗り越えるためには、今まで以上に「健康に導き保つ正しい力」が必要とされます。
関節をはじめとする身体の運動は「3つの回転軸」によって構成されており、これらの回転軸を元にした動きを連動させることでスムーズな動きを可能にしています。このスムーズな連動の達成には、骨や軟部組織、そして筋肉の健康状態が大きく関わっていますが、同時にエネルギー的にも充足を果たしていることが機能の維持や回復にとても重要です。
気導力は「すべてのプラスを有する善なるエネルギー」です。そのプラスの範疇には、人が健康を享受するためにエネルギーが担う作用がすべて含まれており「回転」もその作用のひとつに挙げられます。
そもそも気導力は、注入するだけで心身に対してプラスを与えますが、気導力を導く者の意識や設定などによって、プラスの作用を発揮する領域や効果がさらに大きくなる性質を持っています。今回は、気導力が持つプラスである「回転」を自律的なものとして扱えるように、術者の意識によって顕在化を図っていただきました。加えて、プラスのエモーションである「愛情」「安心」「元気」を気導力の回転と融合させることで、自身が導く気導力が担えるプラスの領域と効果をさらに向上させる「ポジティブローテーション」を習得していただきました。
空気や水、食べ物のように不足したら絶対困るものがあります。『気』もその一つです。どんな屈強な身体をした人であっても、その人のなかに『気』が全くなかったらヘナヘナだろうなと容易に想像できます。
「量」と「流れ」と「質」を備えた『気』が、人間のみならず生物が活動するための根源たるエネルギーであり、健康的に生きるためのエネルギーです。特に関節は、ある程度の「量」と「流れ」と「質」を持って作用し続けてくれている『気』が存在するか否かによって、その動きが全く違ってしまいます。
その人のなかで『気』というものが正しくちゃんと巡っているから、またそれをちゃんと活用できているからこそ、日々というものが壊れずに、気分も健康に保ったまま過ごしていけるんじゃないかなぁと思います。そういったところで、百年の計を考えるのも良いですがそれにプラスして、今日や明日をより元気で過ごしたい。それらが連綿と繋がっていって、100年とか120年とかいう世界に行くべきだと考えます。
そのために気導力というものが、どういった性質のもので、自分にとってどういった価値があり、そしてどのように活用できるのかというところを、今回はプラスの融合という形で自分が導く気導力に特徴をつけて、さらにそれに気付いていくという一日の流れでした。
今回目指したのは、気導力を導いた相手に『真冬に寒さで身体がガチガチになっている時にドボンと風呂に入った瞬間に感じる「助かったー!」「生き返ったー!」というあの感覚』を感じてもらうところまで、自身が導く気導力を最上の心地よさを与えるものにすること!!
理屈ではなく「良いものだなぁ」「嬉しいなぁ」と感じる、身体が喜ぶような、細胞が喜ぶような感覚を、相手に圧倒的なプラスとして感じてもらえるところを目指しました。この明らかなプラスを相手に感じてもらうことは、相手がむちゃくちゃ治る状態になることに繋がります。
どんな領域であれ、目指さなければ絶対に辿り着くことはありません。だから、目指していただきました!目指していれば、たとえ今日届かなくても将来届く日が必ず来るからです。
これは自分にとっての財産であり周りの人たちにとっても、ものすごい財産になります。
皆さまに先んじてレクチャーを受けていた私は、以前からこの注入法を日々の治療に用いていました。自律的なプラスの回転にプラスのエモーションを融合することで、相手はすっごく治る状態になります!!治療が終わった時に患者さんは、「あー、気持ちよかったー」と言いながら、風呂上がりでさっぱりしてほっとしたような笑顔を見せてくれます。これによる効果は、体験者としての私が保証しますよ!
参加させた皆さまは、本当に素晴らしい財産を手にいれられたと思います。
今、気導術は最高に面白く、楽しい!!!
皆さまも気導術を活用することを、日々楽しんでくださいませ!!
さあ、次回の研究実践コースもどんな凄いことが発表されるのでしょうか!?
非常に楽しみですね!!ぜひぜひご期待くださいませ!!!
大井 洋