【五反田校】マスターⅢ第6回 <自己調整力を高めて身体の歪みをリセットする!!/★身体歪み調整メソッド>
五反田校マスターⅢ教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
<自己調整力を高めて身体の歪みをリセットする!!>
★身体歪み調整メソッド
・手首の詰まりをリリースして上肢の歪みを改善する
・頸部の癒着を解消して頭と身体の繋がりを改善する
・下肢の筋肉を活性して脚の緊張と緩和の調整力を高める
・天地の淀みを解消して全身の流れを整える
・体幹の力を引き出して自己調整力を高める
人は、自ら動かないことを選択してじっとしていない限りは、なにをするにしても必ず身体を使います。その際の行動は本能的に自身が楽な動きを選択しながら身体を使っていることがほとんどです。もちろん、それが当たり前なのですが問題なのは、必ずしも楽な動きが良い動きとは限らないということ。たとえば、辛い中で「相対的に楽だ」という選択であれば、これは身体の全体的な性能を落とす原因となります。加えて、そもそも人の身体が左右対称ではないことから誰もが身体に歪みを抱えているといえますが、日常生活の中でやりやすい動きだけを選択して行動していると、その歪みの度合いが大きくなってしまい、それが動作の制限や痛みなどの症状に繋がることが多々あります。
今回は、そういった日々の生活の中で生じていく身体の歪みを、日々リセットできるような自己調整力の高い身体の獲得を目指していただきました。
整体やカイロプラクティックなどの方法論によっては、身体の歪みをミリ単位でこだわって左右の整合性を取ろうとするやり方があります。しかしながら人の身体というのは、内臓は左右対称にできていないし、筋肉の付き方も利き手や利き足などによって左右差が生じてくるもので、そもそもが左右対称ではないのです。それを強制的に左右対称に整えたら、どこかがズレていると考えられます。気導術では身体の歪みをシビアに診ません。そのような整体などでは身体の歪みを生じさせないようにと、「脚を組んではいけない」などの生活指導も加わりますが、生活指導などせず、好きなようにしていても壊れないようにしてあげるのが治療だと考えます。
また、人の身体は生活習慣、たとえばベッドのレイアウトによって一方向にしか起き上がれないとか、通勤時に右折の回数が多いなど、偏った生活動作を長年続けることによって身体には癖が付きます。身体に付いた癖は身体を歪ませる原因となりうるものですが、この癖が身体に悪い影響を与えないようにしてあげたい。癖が身体に与える悪影響を睡眠によって日々リセットできるようにしてあげたいというのが、この回で目指したところです。
『身体の歪みを日々リセットできる自己調整力』って、すごい発想ですよね!!
本部長の中には、どれだけの引き出しがあるのでしょうか?メソッドの一つひとつのアプローチにおいてもそうです!
私が一番衝撃を受けたのが最初の「手首の詰まり解消」のアプローチ。私も日々の臨床において手首のロック解消は重要視しておりましたが、リリースの範囲を拡大することでここまで効果が増大するのかと心底驚きました。実際に受けてみると、腕を回した時の腕の伸びやかさと肩関節のなんの抵抗も感じない滑らかさに感動!その瞬間にやって差し上げたい患者さんの顔が浮かんできたのは言うまでもありません。(笑)
次の「頸部の癒着解消」も簡単なアプローチなのにその効果はビックリもの。頭から胸郭までの力がスーッと抜けていき、頭の重さを感じなくなりました。その心地よい感覚は感動ものです。
また「天地の淀みを解消する」アプローチはこれまでに体験したことがない不思議な感覚でした。施術してもらい立ってみると、身体の中心に細くしっかりとした、でもしなやかな軸ができた感覚。そして、上に引っ張られて細長くなって「身長が伸びた」ような感覚も伴い、スーッと心地よいその感覚は表現が非常に難しい不思議なものでした。
皆さまもぜひ機会を作って、体験してみてください!!
強く強―く、お勧めいたします!
さあ、次回も何が披露されるのでしょうか!?
どこまでも驚きの進化を続ける「気の教室」!!マスターⅢになって、さらにワクワク感は高まる一方ですね。
皆さま、ぜひぜひご期待ください!!!
大井 洋