【五反田校】実践Ⅰ第9回 <胸椎の融通性を高めて老化した自律神経を回復させる!!/★アンチエイジングメソッドpart9>

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五反田校実践Ⅰ教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

<胸椎の融通性を高めて老化した自律神経を回復させる!!>

★アンチエイジングメソッドpart9

・胸椎の硬さを解消して可動域を確保する

・体幹の回旋に伴う頚部後面の過緊張を解消する

・星状神経節を調整して自律神経を整える

 

 

―――――――― <レジメ前文> ――――――――

自律神経は、私たちの生命活動を24時間休むことなく支えてくれる大切なシステムです。心臓を動かす、血液を循環させる、食べ物を消化するといった体内の機能は、すべて自律神経の働きによって営まれています。この自律神経のバランスは、交感神経と副交感神経の相反する働きをする神経によってコントロールされており、心と身体の健康状態に大きく関与しています。

 

このバランスを乱す要因として、ストレスや生活リズムの乱れ、運動不足、睡眠不足などが挙げられますが、忘れてはならないのが「加齢に伴う老化」です。実際のところ、交感神経の働きは年を重ねてもあまり変化はありませんが、副交感神経の働きは年齢と共に低下していく傾向があります。その結果として、睡眠や消化などを含めてリラックスすることが下手になっていく方が多くなります。

 

この副交感神経の老化には、胸椎の柔軟性の低下が一因となっています。交感神経系は胸髄や腰髄から、一方、副交感神経系は脳幹や仙髄から出ています。この中で胸椎の動きが悪くなると、特に交感神経の活動が過剰になりやすく、結果的に副交感神経の働きが阻害されて老化が促進されやすくなります。副交感神経の働きは、30代以降では10年ごとに約15%低下すると言われていますが、胸椎の可動性低下がその要因の一つとなっているのです。

 

今回は、胸椎の可動性を高めると共に過剰となっている交感神経を調整することで、自律神経の正常化を図ります。ぜひさらにリラックスしやすい快適な身体で日々を過ごしてまいりましょう。

―――――――― <レジメ前文> ――――――――

 

 

今回も、目から鱗で仰天のアプローチ法が発表され、その効果に大感動いたしました!!

効果として得られたのは、ダルっとしたリラックス感ではなく、ちゃんと芯がスッと入った何とも心地よいリラックス感!!まさに「楽さの極致」とも言えるものだったのです。そして私はまた「治療家としての宝物を手に入れた!」と歓喜しました!受講生の皆さまも、同じように感じられていると思います。

 

テーマは「自律神経の回復」。

自律神経は、私たちの生命活動を24時間休むことなく支えてくれる大切なシステム。意思とは無関係に働いて、心臓を動かす、血液を循環させる、呼吸をする、食べ物を消化するといった体内の機能をコントロールして、体内をベストな状態に保ち続けてくれています。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類で構成さ、互いにバランスを取りながら身体の状態を整えています。

○交感神経

・日中起きているときや緊張しているときに優位になる

・活発に動くことができるように身体の状態を整える

○副交感神経

・寝ているときやリラックスしているときに優位になる

・身体を休ませ、栄養の吸収や排泄など生命維持に必要な活動をコントロールする

このように、交感神経は対外的に活動する力をコントロールし、副交感神経は自分の中で活動する力をコントロールするといった、正反対の働きをしています。

 

交感神経の働きは歳を重ねてもあまり変化はありませんが、副交感神経は老化する傾向があります。副交感神経の働きは、30代以降では10年ごとに約15%低下すると言われています。副交感神経が老化するとリラックスしづらい身体になり、結果的に回復力や治癒力の低下に繋がります。

この老化を促進しやすくする要因のひとつが胸椎の可動性低下です。交感神経は胸髄や腰髄から出ています。この中で胸椎の動きが悪くなると、特に交感神経の活動が過剰になりやすく、結果的に副交感神経の働きが阻害されて老化が促進されやすくなるのです。

 

今回は、胸椎の可動性を高めると共に過剰となっている交感神経の働きを調整することで、自律神経の正常化を図り、さらにリラックスしやすい快適な身体を得ると共に、自分の中で活動する力を適正化することを目指しました。

 

まずは「胸椎の硬さを解消して可動域を確保する」ですが、私は個人的にこれが一番衝撃的でした。体幹を側屈させるときの胸椎の動きの仕組みを活用した、日常生活では決してやることのない動きによって「初めまして、こんにちは」という領域の胸椎の可動域を出し、そこで椎骨周りの硬さを解消していきます。片側で6回を目安にアプローチを施しますが、一回毎に側屈した側の半身がどんどん力が抜けていき楽になっていくのが実感できます。6回終えると脚まで軽くなっています。すべてが終わった時は、胸椎の可動性低下により交感神経が亢進されて生じていた過緊張は全身に及んでいたんだということに驚くと共に、過緊張から解放された身体の楽さに大感動しました。そのリラックス感は極上でした!!

 

次は、「体幹の回旋に伴う頚部後面の過緊張を解消する」です。これは、本部長がずっと以前から時折口にしていた『症状を寄せて取る』『症状を集めて取る』というアプローチでした。今回は身体全体からの影響を首に集めて解消。首の後面の凝りが深部まで一気に解消され、首が驚くほど楽になります!!首コリの解消が苦手な人は必見です!

 

最後に「星状神経節を調整して自律神経を整える」で、胸椎の可動性低下によって刺激を受け続けていた星状神経節を調整しました。星状神経節の調整は、以前の研究実践コースであお向けの相手に対するアプローチが発表されています。今回は相手が横向きに寝た状態でのアプローチで、胸椎の操作を加えたものです。横向きでのアプローチにより星状神経節に向けて指を侵入させやすくなり、加えて胸椎を操作することで星状神経節に生じていた過緊張が和らぎ、あお向けでのアプローチより短時間で調整できました。

 

ここまでしっかり調整した効果により、「ちゃんと芯がスッと入った何とも心地よい極上のリラックス感」が得られます。ちゃんと休めるこの状態は、自分の身体の中で活動する力を適正に働かせ、回復力や治癒力の回復に繋がります。

 

このように、今回のアプローチは「人の身体を中から若返らせる」至極のメソッドになっています。私は、「これはすべての患者さんに有用なもの」と感じ、担当する患者さん全員に施して差し上げました。皆さまもぜひ身につけてくださいませ!!

 

 

皆さまが持つ宝物をアクティブな財産とする『実践Ⅰ』コース。セミナーを通して「秘めたる実力」をストレートに出せる実力にどんどん引き上げて、これからの日々をさらに「良い一日だった!」と思える日の連続にしてまいりましょう!!

どこまでも進化し続ける「気の教室」。実践Ⅰになってもワクワク感は沸騰し続けです!!皆さま、ぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

 

 

大井 洋

 

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